- ゆっくり実況の作り方 -

【コメ返し】映像学区を真似するのはOKですか

映像学区
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みなさんこんにちは、雪原てとらです。

普段は、動画解説実況シリーズ「映像学区」を連載しています。

動画に力を入れていて全然ブログを更新できていない現状。さすがにどうにかします。サーバー代もったいないので。

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映像学区シリーズを真似すると怒る?

映像学区まんまそっくりな動画を作った。怒られそう🙄

これは、よくTwitterでエゴサーチしていると拾うご質問です。うp主自身そこまでこの動画インターフェースが優れているかは分かりませんが、まぁこれだけの評価を得ているということは何かしら響くものがあるのでしょう。

話がそれました。結論から言えば、

パクリでも怒らないけど、はたして楽しいのかしら?

というコメントを出したいと思います。

今日は「パクリ」から「真似」までグレードアップさせる方法について。

映像学区は「真似」のかたまりだ。

真似をするということはいいことです。これはうp主が保証します。

いつかの動画でもお話ししたことですが、動画に限らずクリエイティブ全般が真似の歴史であるのはいうまでもありません。例えば、グラフィックデザイン・タイポグラフィーに関して言えば、印刷技術が生まれた当時(あるいはそれ以前のプロップデザイン)を継承しつづけているはずです。人間にとって気持ちのいい見え方はそうカンタンに変化するものではない。

たしかに狭い意味で「フラットデザイン」みたいな流行りはありますが、もっと根源的なデザイン、例えば「揃える」みたいな技法は決して廃れることはないのです。

昔の人のまねをすることで、我々はクリエイティブな世界にいられます。

また海外のCinematic Vloggerを真似し、日本のビデオグラファーやアニメーション解説者を真似してきたのが映像学区シリーズです。

まさかすべてオリジナルなんてことがあるはずない。

しかし多くの方は、映像学区にオリジナル性を感じているはずです。

うp主はここに、「真似」と「パクリ」の最大の違いがあると考えます。

「パクリ」と「真似」の違い

パクリとは「何も考えずに、ただ書き写すこと」です。

作品とはスキルのかたまりです。もっとわかりやすく言えば、作品に隠れている構図やデザイン原則をわからないのが「パクリ」です。

パクリが楽しくないことは明らかです。

それは、見る側のことを考える行為を怠っているからです。人間はわざわざ考えるために脳を発達させて進化しました。それを使わずにクリエイターとなるのは無理があるのです。

ではポジティブな意味での「真似」とはなんでしょう。

これは「考えを持って、拾った知識を組み合わせること」です。

自分でスキルを拾い集め、それを組み合わせてあなただけが思いつくものに仕上げることができるならそれは「真似」へと進化します。

クリエイターの例からは外れますが、「通信販売」と「フリーマーケット」を組み合わせたのが「フリマアプリ」になって大成功するのも似たようなものです。

具体的にどう「真似」する?

考えろ、組み合わせろといっても抽象的すぎます。じゃあもし映像学区くらいおしゃれな画面を作るにはどうすりゃいいでしょう? どうやればあなたはオリジナル感を出して、より多くのターゲットにアプローチできる?

では、2つほどやり方を提案いたしましょう。

①プロアマ日本海外の映像を見てください。

プロのゲームイントロを観れば、細かなエフェクトを学べます。

アマチュアを観れば、素人の映像に足りないところがわかってきます。

海外のCinematicを観れば、専門用語の理解が早まります。

↑の記事で触れましたが、ギャルゲOPムービー(静止画MADも一例)の文化はなるべく映像師1人で完結する動画制作を心掛けているようです。そうすると、無駄なく空間やメッセージを表現するテクニックがなんとなくわかります。

海外映像の調べ方が分からなければ、YouTubeで「<機材名> 4K」などと検索してみましょう。機材の限界まで挑んでいるクリエイターの作品がいっぱいでてきます。彼らのチャンネルを追っかければ、価値ある情報が手に入ります。

これらの映像をしばし眺めていると、いつか変化が起きます。

しばらくすると、映像学区にも足りないところがあるのがわかるでしょう。

カラーグレーディングとか最悪です。映像学区はなにかとぎりぎりのセッティングでやることが多いですので、どうしてもアラが出ます。

②デザイン知識に目を向けてください。

デザイン全体を模倣するのは、それは「パクリ」です。素人目に見ても「これ絶対あのクリエイターしか見てないでしょ」見たいな動画デザインはあまり観ていて楽しくはありません。これは映像クリエイターからみて楽しくないだけではなく、一般人からしても「既視感」で楽しさはなくなるはずです。

パクリがバレるのは、もはやあなたの動画がスベっているも同然のように感じます。現に『フェルミ研究所』の動画スタイルをそのままパクったクサいYouTube CMが、どれほどスベっているか、みなさんはもう熟知しているはずです。

あなたにオリジナルがないなら、たとえ動画スタイルをどれほど綺麗にトレースしたとしても、もう下位互換にしかならない。その動画スタイルの「オリジナル」がある以上、見る側は何かしら+αのオリジナリティをあなたに求めるからです。

よく考えれば当然の話で、まるまる同じものを作るというのは「考えていない」証拠になります。あなたに合うのはあなたの動画スタイルだけですから。

映像学区の例で。

たとえばこういう画面があったとして、

  • 上下クロップ
  • 多数アイコン
  • 背景実写
  • 同一フォント
  • フキダシ

のような要素が酷似している、そっくりな動画というのは「考えていない」動画。つまり誰も得をしない「パクリ」となります。

一方で、「揃える・分ける・まとめる」「適切なカラー」「余白」といったデザイン知識を映像学区シリーズを通して身につけたならば。それをなにか他のYouTuberさんの動画スタイルと融合してあなたオリジナルの動画スタイルを編み出したならば。

それは立派な真似、勉強し考えたということになります。

デザイン知識として1つ1つの基礎が整理されていれば、どんな動画スタイルでも素晴らしいものができるはずです。逆に、映像学区のスタイルを少しでも外れるとデザイン的におかしい、と感じるならばそれはまだまだじゃないかな?と。

大丈夫です。

いまや本やYouTubeで映像のほとんどが学べる時代。

基礎のデザインなら、誰でもすぐにできます。

ぜひ頑張ってみてください。応援しています。

質問やアドバイスが欲しければTwitterDMやコメントまでどうぞ。

こんなウザさMAXのお気持ち表明ブログばかり書いているうp主ですが、お役に立てることであれば全力でお答えいたします。相談に💰なんていらないのです。こんなYouTuberはめったにいないと思うのでお気軽にどうぞ。(概要欄から寄付してくれるとちょっと嬉しいけどね)