【映像】専門用語や英語と上手に付き合う

映像学区
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みなさんこんにちは、雪原てとらです。

普段は、動画解説実況シリーズ「映像学区」を連載しています。

めっちゃ当たり前のことを書きます。

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専門用語とは、一つの言語だ。

現代の映像技術の多くは、19世紀から20世紀にかけてのアメリカ・ハリウッドで醸成されたものがもとになっています。映画は映像表現のトップクラスに位置するひとつのジャンルです。映画の「クール」なテクニックは、他の映像にも応用できる技術となるのです。

テクニックの多くは海外で生まれてきたのですから、その名前が英語になるのは当然です。フェルディナン・ド・ソシュールによれば、

言葉が切り分けることによってはじめて「もの」の概念が生まれる

ということです。英語で発生したテクニック(概念)は、「日本語では表現しえない何か」である可能性も十分に考えられるわけです。たとえば「POV Photography」は、それに対応する日本語訳を聞いたことがありません。

こういうとき。我々はイキるイキらないに関わらず、「POV Photography」というのが最も伝わりやすい言葉になりうるのです。

では、日本語で表せる表現の時は「イキリ」なのか、といえばそれも違います。専門用語には「クリエイターどうしのコミュニケーションを円滑にする」という役割が自然と生まれるからです。

英語のチュートリアルで学んだテクニックは、英語で覚えたほうが楽です。いちいち日本語で変換するよりも「トランジション」→「あぁあれね」という脳になったほうが楽になれます。

そしてそのような海外のチュートリアルに対して、日本中が注目すれば。もはやその頃には日本人どうしであっても「トランジション」→「あぁあれね」ということで通じるようになるはずです。

日本語を介さなくても言葉が通じる現象です。

またほかにも「インサート」なんていう業界用語だって、ある文化(日本のとくに放送関係職)で有している言語ととらえることができます。

専門用語は映像づくりに関わる人間にとっての第2外国語のようなものではないでしょうか。

※萌えアニメ文化などとは異なり、映像文化は、ネットでも英語圏が一大中心地になっていることが多いです。というか純粋に、英語が国際語となった今では日本語より英語のコンテンツが多いのは明らかです。コンテンツが多いと、良いコンテンツもそれだけ増えていく。Peter Mckinnon氏 や Sam kolder氏のような革新的なVlogも英語によって世界中に共有されています。

相手に伝わるコミュニケーション?

このように、たしかに専門用語はコミュニケーションを円滑にします。しかし、それを多用するのがいつも良いかと言えばそんなことはありません。

まず普通の人にとっては、何のことだかさっぱり分からない。わかんない相手がいるならば、同じ目線に立てるよう努力すべきだと思います。多少面倒でも、ここで重視すべきは映像スキル以前に、コミュ力の問題ですから。

動画クリエイターの中でも、ジャンルがまるで違ったりメッセージを重視するクリエイターだったりすると「テクニック」の英語・専門用語など知らないこともあります。

しかしそれはやはりスキルどうこうではない。

専門用語を知っている知らないの問題というのは、話している言語が違うだけのお話ですのでやはり相手に合わせるのが礼儀というものです。