【鉄道撮影】4K30pがいいかもしれないね

日常雑記
PR

みなさんこんにちは、雪原てとらです。

普段は、まともな映像を作るシリーズ「映像学区」を連載しています。

PR

4K30pのお話をする理由。

2020年、あなたは4K派ですか?

もう時代としては、4K60pも普及してきた頃合いかもしれませんね。

実際iPhoneでも(少々ヘビーな素材ですが)4K60p撮影が可能です。高級一眼ミラーレス機でも4K60p対応機種が登場し始めています。

しかし、映像学区がターゲットとしているような「ちょい上にいきたい」だったり「とりあえずプロっぽい雰囲気をだしたい」一般層にしてみれば、まだ4K60pは遠いお話な気がしてなりません。

このハードルは、おそらくカメラ内の熱処理に関係があるのでしょう。

家庭用ハンディカムは4Kこそ対応したもののいまだに30pが限界。APS-C機も、依然として「Full HD 60p」か「4K30p」の究極の決断を迫られることが多いのです。

ここで適切にチョイスをしないといけない。今回は、その点を整理したいです。

鉄道撮影には4K30pを選ぶうp主として、その理由を軽く書きたいです。

4K撮影は自由度が高い。

Full HD撮影と4K素材の決定的な違いはそのフレームサイズです。

「1920×1080」と「3840×2160」(環境によって変動) の違いは大きい。

近年の動画では、Full HD以上確保するのが通例です。当然ですがFull HDで撮影したものは、そのまま画角を一切動かさずレンダリングすることが求められます。

FHD撮影素材だと、編集画面で見たときに「もうちょっと拡大したい」が効かないのです。

4KをダウンコンバートしてFullHDに書き出す

という使い方をひとつ知っておくべきではないでしょうか。

ここで4Kを使用しておけば、1.5倍程度に拡大してもたいした劣化を感じることなくFHDに書き出すことができます。これはMAD映像やPV制作にも便利な特徴です。

手振れ補正の自由度がある4K

DaVinciやPremiereにおけるソフトウェア手振れ補正は、一定の拡大を行うことで機能しています。例えば、10月に投稿した『相鉄PV』ではスタビライゼーションのために、最大1.5倍ほどのクロップが行われています。

これがFHD素材だった場合、画質の劣化が避けられないのです。

その素材の画質が劣化することが問題というよりかは、別の問題があります。「その素材だけ」が以上に画質劣化を起こすことで、他の映像素材との落差が大きくなってしまうのです。

「落差」という言葉は何回も映像学区シリーズで登場しています。

この「落差」は動画全体のストーリーに穴を作ってしまうため、できるだけなくす努力をすべきです。

うp主もまだ完璧ではないので、PV制作を通じて「落差の消し方」を学んでいる最中。その過程を映像学区で共有しているだけなのです。

鉄道動画は30pで十分かも。

60fpsが必要と思い込んでいた。

DaVinci Resolveの回でもお話しした通り、動画の緩急「タイムリマップ」は動画の完成度を高める表現のひとつです。通常の撮影に60pが必要なのは、この「タイムリマップ」をするためです。

人物B-rollでは50%スローを使うことで自然に見えます。そうするとコマ落ちを起こさないために、60pや120p撮影が必要となるのです。

ところが鉄道撮影の場合はちょっとちがいます。

鉄道撮影に50%スローモーションは不要かもしれない

鉄道撮影は焦点距離100mm以上の望遠超望遠域がベースです。この望遠域までくると「圧縮効果」といって、モノが集合して見えたり遅く見えたりする効果が生まれます。

この望遠圧縮によって、100km/hの電車でさえかなりスローな印象の映像となります。

つまり。

「素材をスローにしてタイムリマップする」という考えより、「スローな素材を早回ししてタイムリマップする」という考えが馴染むのです。

これはなにも雪原てとらの個人的な「説」なんかではなく、大手のCMでも昔から採用されている技法です。最近では、JR東海のN700S登場CMに見られました。

https://www.youtube.com/watch?v=BifvHOyauOI

望遠圧縮でスローがかかるため、素材を遅くする必要はない。

だから30pの撮影でも使用に耐えうる素材が撮影できるのです。

注:60pが効果を発揮する記録映像。

30fpsや24fpsの撮影ばかり推してきましたが、鉄道映像いつもなんでも4K30pがいいかと言われればそんなことはないです。当たり前です。

うp主の作品撮り的使い方には4Kがいいだけ。

逆に60pを優先したいジャンルもあります。これは前面展望やネタ列車の投稿など、いわゆる「記録」に徹した場合です。

4K60pが撮れれば最高ですが、そうでない場合どうするか。

記録でより現実感をだすには60fps記録もアリではないかと思います。

※この視点は、うp主の周りの鉄道趣味人の意見を聞いてやっと気づいたものです。Cinematicの世界だと60pはスロモ用に使うことばかりなので、欠落していた視点でした。

AviUtlで4Kは重いですか?

AviUtl拡張編集でも、4K一眼ムービーを問題なく扱うことができます。

ファイルによっては強烈に重いのかもしれませんが、通常数十秒程度のファイルであればFHDと同じような感触で編集ができます。

ただ、実写メインなスタイルであれば、AviUtlよりもResolveに頼ったほうがいろいろと幸せになれそうです。映像学区をResolveで編集できるようにしたい…

おわりに

Cinematic Vlogの技法やウンチクは映像のド基礎であることが多いです。

しかし、被写体やジャンルによっては例外的なところもあります。

鉄道映像でもCinematicが徐々に普及を見せつつありますが、「かっこよさ」だったり「爽快感」を演出するには、海外のVloggerとは逆行したほうがいい場面もかなりあるような気がしています。

そういう例外ポイントを指摘するクリエイターはそうそう見たことがない(あるいはうp主が無知すぎて知らない)ので、積極的に発信していきたいなと思います。