- ゆっくり実況の作り方 -

【DaVinci Resolve】1カット3秒で色調補正したい

映像学区
PR
PR

新快速PV、1000fav感謝😎

しばらくまともな自主制作映像を出していなかった……というわけで思い切って新快速のPVをつくりました。素材提供いただいたみなさま本当にありがとうございます。

新快速って50周年なんですね~。

今回は「CM・コーポレート的な映像表現」を心がけてみました。うまくいったというか、自分自身かなり満足しています。

※あーそうそう最後のJRのロゴなんですが、あれ実は有名なアイコンフリー素材配布サイト由来なんすよ。ただもしかすると権利云々複雑かもしれません。まぁ万一うっかりこの動画が公式にたどり着いたりしたらば、それはなんとかしないとね。きっとないきっとない(良くない思考)。

Resolveのフルオート色調補正?

ある程度まで自動で仕上げてくれる


今回の新快速PVで気づいたこと。

いくつか素材ソースを跨いだこともあり、色調補正が複雑になりました。全体としてある程度人間の好きな色に”ラクに”持っていきたい。

そんな中、「なんでも自動でカラー補正してくれるResolveくん」に出会ったので、詳しくお話します。

※注。ちゃんと色を追い込みたいカットならば、それはもっと一般的なフローに従うべき。

“自動色調補正機能”のつかいかた。

Davinci Resolveの自動色調補正機能の使い方です。

①実写素材を用意する


今回はα6300で収録したLog映像を使います。解説のためLUTは使いません。

※もちろんLogじゃなくてもOK。ぶっちゃけLogだったらLUTで追い込むのとあんまし変わらん。この機能はLogよりかは、LUTの少ない他のPictureProfileに向いている。

一番下のタブから「エディット」を選ぶ。そしてmp4素材をドラッグ&ドロップ。お好みでスタビライザーかけてください。

②カラータブに移動。

一番下のタブから「カラー」を選ぶ。普通はLUTとグラフでカラーコレクションするんですが、今はとりあえずそれらすべて見なかったことにします。

たぶんデフォルトでこの画面になっています。

左上が、LUT選ぶところ。中上が、現在の色。Log映像はまだうっすい眠い色してます。右上が、ノードエディター。中央下が、グラフエディター。

③左下の小さな「A」を押す。

[A]、たぶんオートっていう意味なんですけどここを1回押します。

するとこういう風に色が変わります。素材によっては若干コントラスト強めになります。

④お好みでグラフを調節


お好みでグラフをいじってください。まぁでも、調子に乗ってグラフにこだわると急に色が破綻したりします。でも[A]押しても戻せないんですよ。

⑤色調事故ったあなたへ。

困ったらノードで何とかしよう。戻し方はそんなに難しくはないです。

ノードエディタから素材サムネを右クリック。「ノードグレードをリセット」を押すと、すべてのカラー編集は無かったことにできます。