【2019年版】文化祭PVで取り入れたい映像手法7つ

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プロローグ「カッコいい・ウケる文化祭PVを制作したい!」

文化祭でプロモーションビデオ(PV)を上映する学校も増えています。

しかし現実思うようにいきません。

「自分の学校も流行りのカッコいい文化祭PVを作りたい! ……でも、いいアイデアが浮かばないし、どんな人に頼めばいいかもわからない……」

そんな苦しみを抱える学生さんも多いはずです。

高度な映像制作を分かっている人に頼んでも、やりたい映像ジャンルを上手く説明できない人が多いこと。

学校に1人くらいは、映像編集を任せられる学生がいるものです。

その一方で、たくさんの文化祭で、運営者が企画を上手く運べず、「編集ではなくネタだけで攻める」文化祭PVを作ろうとします。

とはいえ、面白いネタも浮かばない……

「自分たちの文化祭PVが、インスタやYoutubeでウケてほしい」

そんなあなたへの解決策は、今流行っている映像ジャンルを学ぶことです。

今回は私がお勧めしたい新鮮な文化祭PVアイデア7つです。

1 モーショングラフィックス

モーショングラフィックス(Motion Graphics)」とは、

テレビCM等でも見かける機会が増えた、図形や文字がカッコよく動く映像のことです。

校舎や人の形を「アイコン」や「シルエット素材」で、単純化するのが製作のコツ。

モーショングラフィクスにはじめて触れたという方向けに、また近いうちに簡単な作り方を投稿しましょう。

制作までにはある程度の熟練を必要としますが、

映像経験のある人が、半年前から訓練すればぎりぎり間に合うかも。

これ作れたら最高ですね。

ティザームービーなどとしてモーショングラフィクスをつくり、事前に文化祭PVの一部分を公開することでより期待される作品となるでしょう。

PCソフトのAviUtlAdobe After Effectsなどで制作できます。

あと制作する担当になった人は「イージング」を忘れずに!

イージング(速度調節)によって、オブジェクトの動きに滑らかな緩急をつけることができますよ。

こちらは、そういったモーショングラフィクスの例です。


校内風景の実写と合成してみたり、

学校までの交通案内をモーショングラフィクスで紹介したりしても、面白い作風になりますよ。

カッコよくてわかりやすい、は最高!

2 シネマティック(映画風)

映像には「アスペクト比」という要素があります。

これは動画サイズのタテヨコ比のことです。文化祭のPVというとだいたいは、1920×1080 や 1280×720といったサイズなのではないでしょうか?

「アスペクト比」の工夫で、PVをオシャレにすることができますよ。

YouTubeやニコニコ動画といった、

動画サイトに投稿されるのは

先ほどの 1920×1080 や 1280×720 という「18:9」サイズです。

これは世間に普及しているPCのモニターやTV画面に合わせると、最も大きくはっきり見える比率です。

一方で、映画制作やミュージックビデオではタテの長さをさらに短くした比率が、よく使用されています。

これは「視線を画面の中央に寄せる効果がある」などと言われていますが詳しいことは言う人によってバラバラです……

どちらのアスペクト比にもメリットデメリットはありますが、

とにかく「なんとなく見ていて気持ちいい」のが映画用の比率です。

映画用の比率にするには、

「クリッピング」という機能や「四角形を上下に配置する」という操作が必要ですが、

PC用映像制作ソフト「AviUtl」だったり「Premiere pro」で使用可能です。

また、スマートフォン用動画編集アプリ「Kinemaster」でも使用可能ですよ。映像制作に慣れていない、スマホで完結させたい方にも手が届きますね!

3 ギャルゲーOPムービー的な編集

ギャルゲーのOPムービーが参考になる?

国内のゲーム市場のジャンルの中に「ギャルゲー」というジャンルがあります。

ゲームの主人公がヒロインたちと青春を送る、「恋愛シミュレーションゲーム」とも呼ばれるものです。

簡単にいえば、デジタルでゴージャスな紙芝居。

18禁作品も多いディープなジャンルではありますが、

ギャルゲーのOPムービー自体は、誰でも簡単にYoutube等で見ることができますし、ストーリーを重視して性的描写が少ないものばかりです。

ギャルゲーOPムービーから学べるポイント❶ 「コスト削減」

これらのゲームソフトは、一般的にコンシューマー向けゲーム(ポケモン等)よりも少ない予算で作られていることが多いです。制作会社も一部を除いて小規模だったりします。

そのため、ゲームのOP映像にも「コマ撮りアニメ」といった手間のかかるものとは反対に、「図形モーショングラフィクス」や「キャラクター画像の移動変形」などだけで作られている傾向にあります。

お金と時間を大幅に削減しているんですね。

この技術を生かして、お金のかかるビデオ用カメラなど買わずして「ハイクオリティな映像」を制作できるのではないでしょうか?

撮影はスマホで校舎や運営委員の写真をとるだけ。あとは編集できる人を周りで探しましょう。きっと1人くらいいるはずです。Aviutlがあれば十分作れます。

ギャルゲーOPムービーから学べるポイント❷ 「人物紹介の応用」

主人公や可愛らしいヒロインたちなど、キャラクターを重視するゲームでは、当然OPムービーにもキャラ紹介が挟まれます。ひとりひとりの絵とキャラクター名をともなって。

これを文化祭に活かすと……。

例えば、キャラクターをすべて運営委員や顧問監督の先生に変えてみるのはいかがでしょうか。一般生徒たちに公開すれば「すごい」という反応や「面白い」という反応が返ってくるかもしれません。先生たちが、2次元のキャラクターのように登場するのは興味深いですよ?

4 トランジションの利用

「Transition」って何?

トランジションとは、違和感なくシーンを切り替えるカメラワークのことです。

映像制作において、このトランジションの上手下手でクオリティに大きな差が生まれているように感じます。

そのわりに取り組む学生さんは少ないような……

これはチャンスです。

カメラを上下左右に激しく振ったり、カメラのピントをあえてぼかすことによって、編集の際にカッコいい仕上がりが生まれるわけです。

カメラにおけるトランジションテクニックは、YoutubeやInstagramで2019年に流行した「VLOG(Blog + Video)」というジャンルでよく見かけられます。

こちらの動画が参考になるでしょう。カメラ機材がある方はぜひ真似してみてはいかがでしょうか?

スマートフォンでもできる「Transition」

「PCも立派なカメラもないよ……」という学生さん、安心してください!

iPhoneなどスマートフォンだけでトランジションを撮影することもできます。

チュートリアルはこちらから。

5 鉄道会社のCMを参考にする

突然何を言い出すんだ……と思うかもしれませんが、

鉄道会社のCM映像は、文化祭映像を作るうえで非常に参考にしやすいです。

これは以前、私が文化祭の映像を担当したときに気づいたことですが、

とくに鉄道会社コマーシャルと文化祭PVとのあいだには、「これからワクワクが始まる」という共通点があるのです。

まずは実際のCMを一度見てみましょう! これから紹介するのは、特に表現が優れている鉄道CM2選です。

JR東日本のコンセプトムービー

いやカッコいいなぁ……

https://www.youtube.com/watch?v=tUe6YedzjlM
相模鉄道による直通線開業記念ムービー

これはもはやドラマ。

SNSで簡単に動画が発信できる今、鉄道会社に限らずいろんなジャンルの企業で、いいデザイナーを採用した「カッコいい・ワクワクさせる」CMがつくられています。

もちろん文化祭PVのクオリティが、CMに届くことはきわめてまれです。しかしこういった多ジャンルの映像作品から学べることは必ずあります。

絶対にあるよ!

6 ドローン・スタビライザー映像

世界的にドローンの価格も下がり、安ければ数万円出せば手に入る時代です。

一般的にはドローンは「荷物の運送」の可能性が取り上げられがちです。しかし、ドローンは撮影機材としてもつかわれています。

それこそ、最大級のドローンメーカー「DJI」が自らカメラ用手振れ補正装置を完成させシェアを拡大させるほどにね。

ドローンを飛ばすことに抵抗がある方も多いですし、実際法律では特に市街地における飛行にかなり規制をかけています。またプライバシーを心配する人もおおいでしょう。

無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール

https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

しかしこれは特に地方にある高校や大学では、むしろチャンスです。

学校の周りに広がる大自然をダイナミックな映像とともに届けられるドローンを導入した文化祭PVは新鮮かもしれません。